むし歯のあるあるなお話

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むし歯のあるあるなお話

こんにちは、歯科衛生士の江戸です^ ^

今日は歯を救う最後の手段〝歯の根っこの病気〟についてのあるあるなお話です。

 

痛い、痛い痛い、歯が痛い!!

眠れない!!!でもすぐに歯医者さんには行けない……

…あれ3日4日経ったら痛みが引いた…よかった、治ったかな?

歯医者さんキャンセルでいいか。

 

…は、ダメなんです!!!

その痛みは決して気のせいだったり、自然に治癒したわけではない可能性があります>_<

 

大きなむし歯の痛みは2種類あります。

1つ目は死んでいく神経が痛む〝歯髄炎〟

2つ目は溜まった膿の圧迫痛〝根尖性歯周炎〟です。

 

歯髄炎は、細菌感染により神経が壊死してく時に強い痛みが生じます。痛みには波がありドクンドクンと一定の間隔で痛みを繰り返し、少しずつ壊死していきます。神経が全て死んでしまうとウソのよう痛みが消失します。

 

そして根尖性歯周炎は、顎の骨の中に膿が溜まることで顎の骨を圧迫しズキンズキンと痛みを生じます。これも膿が膨らみすぎた時、顎の骨を突き破り膿が破裂することでフッと痛みが消失します。歯茎にポツンと水脹れのようなおできができたら、それは膿の出口かもしれません。

 

壊死した神経はキレイに取り除かなければなりません。膿も出口が出来たからといって全部バイ菌が排出されるわけではありません。

神経が死んでしまっても、膿が破裂してしまっても、放置すれば体内にバイ菌を残しておくことになるので治療が不可欠となります。

 

歯の根の治療は歯を救う最後の手段です。

 

狭くて深い歯の根の治療は難易度が高く大変な技術と労力を要する治療ですが、当院では根の治療を専門としている先生も来ていますのでお気軽にご相談ください。

 

もちろんそうならないようにするのが1番ですよね。むし歯も歯周病も基本的には、なり始めは痛みのない病気です。痛みがないうちから定期的に歯医者さんに通って予防していきましょう^ ^

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