2024/11/17
片側噛みを続けると、顔がゆがむ!?
2021/02/08
こんにちは!歯科衛生士の江戸です^^
一度虫歯の治療をした歯は、もう虫歯の心配はないと安心している方いませんか?
油断してその後のケアを疎かにしがちですが、治療後の歯は更に虫歯になりやすいってご存知ですか?
過去に治療をした部位に再度発生する虫歯を“二次カリエス”と呼びます。
二次カリエスを繰り返して歯を削る治療重ねれば、治療範囲はどんどん広くなり歯に与えるダメージは大きくなっていきます。
特に神経を取る治療を行った歯の場合、虫歯が進行しても痛みがないため早期発見が難しくなります。
気づいた時には補綴物の中で虫歯が大きく進行し、保存不可能な状態で“抜歯”という悲しい結果も少なくありません。
原因は主に修復物・補綴物の劣化と不十分なプラークコントロールが重なることです。
*治療した部位こそ念入りに丁寧なケアを!
→残った歯質との境には目に見えないほどですが、段差がどうしても生まれるため汚れが溜まりやすいです。
*劣化しにくい素材を選択する!
→保険診療内のコンポジットレジンや銀はプラークがつきやすく劣化しやすいです。自由診療に使われるセラミックは高価になりますが、やはりプラークもつきにくく劣化しにくいので、いい素材を選ぶことも大切ですね。
*フッ素を活用する!
→日頃からフッ素入り歯磨き粉や洗口剤を使用し、歯質を強化しましょう。
*3ヶ月毎の定期検診!
→二次カリエスは自分では見つけにくい所に発生しやすいです。初期であれば適切なプラークコントロールで歯の修復を促すことが可能なこともあります。定期検診を続けて、虫歯は早期に発見しましょう。