二次カリエス

二次カリエス

二次カリエス

こんにちは!歯科衛生士の江戸です^^

一度虫歯の治療をした歯は、もう虫歯の心配はないと安心している方いませんか?

油断してその後のケアを疎かにしがちですが、治療後の歯は更に虫歯になりやすいってご存知ですか?

 

過去に治療をした部位に再度発生する虫歯を“二次カリエス”と呼びます。

二次カリエスを繰り返して歯を削る治療重ねれば、治療範囲はどんどん広くなり歯に与えるダメージは大きくなっていきます。

特に神経を取る治療を行った歯の場合、虫歯が進行しても痛みがないため早期発見が難しくなります。

気づいた時には補綴物の中で虫歯が大きく進行し、保存不可能な状態で“抜歯”という悲しい結果も少なくありません。

 

原因は主に修復物・補綴物の劣化と不十分なプラークコントロールが重なることです。

 

*治療した部位こそ念入りに丁寧なケアを!

→残った歯質との境には目に見えないほどですが、段差がどうしても生まれるため汚れが溜まりやすいです。

 

*劣化しにくい素材を選択する!

→保険診療内のコンポジットレジンや銀はプラークがつきやすく劣化しやすいです。自由診療に使われるセラミックは高価になりますが、やはりプラークもつきにくく劣化しにくいので、いい素材を選ぶことも大切ですね。

 

*フッ素を活用する!

→日頃からフッ素入り歯磨き粉や洗口剤を使用し、歯質を強化しましょう。

 

*3ヶ月毎の定期検診!

→二次カリエスは自分では見つけにくい所に発生しやすいです。初期であれば適切なプラークコントロールで歯の修復を促すことが可能なこともあります。定期検診を続けて、虫歯は早期に発見しましょう。

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