矯正治療の費用相場〜2025年最新版・種類別に徹底解説

矯正治療の費用相場〜2025年最新版・種類別に徹底解説

矯正治療の費用相場〜2025年最新版・種類別に徹底解説

矯正治療の費用相場はどのくらい?種類別に徹底解説

「歯並びを治したいけど、費用がどれくらいかかるのか不安…」

矯正治療を検討する際、多くの方がまず気になるのが費用の問題です。治療法によって大きく金額が変わるため、事前に相場を知っておくことは非常に重要です。

私は東京医科歯科大学卒業後、矯正歯科を専門に20年以上の経験を積み、インビザライン(マウスピース型矯正装置、薬機法対象外)症例数1,000を超える実績があります。この記事では、2025年最新の矯正治療費用相場を種類別に徹底解説します。

矯正治療の種類と費用相場(2025年最新)

矯正治療の費用は、治療法や症例の難易度、医院によって大きく異なります。私たちの調査と最新の市場動向から、2025年現在の費用相場をご紹介します。

矯正治療の費用相場は、治療方法によって大きく変わります。Oh my teethが実施した矯正経験者250名への独自調査によると、大人の矯正治療の平均費用は66.8万円という結果が出ています。

ただし、前歯だけの「部分矯正」は平均52.8万円、奥歯まで含めた「全体矯正」は平均81.0万円と、約30万円もの差があることがわかりました。治療範囲によって費用が大きく変わるのです。

表側矯正(ワイヤー矯正)の費用

最もスタンダードな矯正方法である表側矯正(ワイヤー矯正)の費用相場は、全体矯正で60万円〜120万円、部分矯正で30万円〜60万円程度です。

表側矯正は長い歴史があり、多くの症例に対応できる信頼性の高い治療法です。装置が目立つというデメリットはありますが、費用を比較的抑えられる場合もあります。

また、セラミックや透明のブラケットを選べば、金属製よりも目立ちにくくすることも可能です。ただし、その場合は費用が若干高くなることが一般的です。

裏側矯正(舌側矯正)の費用

歯の裏側にブラケットとワイヤーを装着する裏側矯正の費用相場は、全体矯正で100万円〜170万円、部分矯正で40万円〜70万円程度です。

裏側矯正の最大のメリットは、外からほとんど矯正装置が見えないことです。社会人や人前に立つ仕事をされている方に特に人気があります。

しかし、装置の製作や調整に高い技術が必要なため、表側矯正と比べて費用が1.5倍ほど高くなる傾向があります。また、装着直後は舌に当たりやすく、違和感や口内炎が出やすいというデメリットもあります。

マウスピース型矯正の費用相場

透明なマウスピース型装置を使った矯正治療は、近年最も人気が高まっている方法です。当院でも多くの患者様に選ばれています。

マウスピース型矯正の費用相場は、全体矯正で60万円〜120万円、部分矯正で10万円〜60万円程度です。ただし、ブランドや症例の難易度によって大きく異なります。

当院で提供しているインビザライン(マウスピース型矯正装置、薬機法対象外)の費用は495,000円〜825,000円(税込)となっています。(別途 調節料が必要)

マウスピース型矯正の大きなメリットは以下の点です。

  • 透明で目立たず、人前でも安心して装着できる
  • 自分で取り外せるため、食事や歯磨きがしやすく清潔に保てる
  • 金属アレルギーの心配がない
  • 通院回数が比較的少なく、忙しい方にも向いている
  • 3Dシミュレーションで治療の完成予想を事前に確認できる

一方で、自己管理が必要で、1日20時間以上の装着時間を守る必要があります。装着のし忘れや紛失によって治療が計画通りに進まないこともあるため、自己管理ができる方に向いています。

矯正治療の総額を把握するために知っておくべきこと

矯正治療の費用を考える際には、表面上の料金だけでなく、治療全体にかかる総額を把握することが重要です。

矯正治療の費用は大きく分けて「矯正前」「矯正中」「矯正後」の3つのフェーズでかかります。それぞれの段階で発生する費用を理解しておきましょう。

矯正前にかかる費用

矯正治療を始める前には、以下のような費用が発生します。

  • 初診料:0円〜5,000円程度
  • 検査料:30,000円〜50,000円程度(レントゲン撮影、歯型採取、写真撮影など)
  • 抜歯が必要な場合の費用:1本あたり5,000円〜15,000円

これらの初期費用は医院によって異なりますので、カウンセリング時に確認することをおすすめします。

矯正中にかかる費用

矯正装置を装着してから治療が完了するまでの間には、以下のような費用が発生します。

  • 装置代:治療法によって大きく異なる(前述の費用相場を参照)
  • 調整料:月1回程度の調整で1回あたり5,000円〜10,000円程度
  • 装置の破損・紛失時の再製作費:状況により異なる

矯正後にかかる費用

矯正治療が完了した後も、歯並びを維持するために以下のような費用が発生することがあります。

  • 保定装置(リテーナー)代:30,000円〜50,000円程度
  • 定期検診料:3,000円〜5,000円程度/回
  • リテーナーの紛失・破損時の再製作費:20,000円〜40,000円程度

矯正治療後の「保定期間」は非常に重要です。せっかく整えた歯並びを維持するために、リテーナーの装着と定期的な検診は必須です。

矯正治療の支払い方法と医療費控除

高額になりがちな矯正治療費用ですが、様々な支払い方法や医療費控除を活用することで、経済的な負担を軽減できる可能性があります。

矯正治療の支払い方法

矯正治療の費用を支払う方法には、主に以下のようなものがあります。

  • 一括払い:まとまった資金がある場合は、一括で支払う方法
  • デンタルローン(医療ローン):医療費専用のローンで分割払いができる
  • クレジットカード払い:カードのポイントが貯まるメリットがある
  • 院内分割払い:医院独自の分割払いシステム(医院によって異なる)

当院では、デンタルローンを利用した分割払いが可能です。例えば、マウスピース型歯科矯正装置の場合、月々9,000円〜15,000円(税込)からの分割払いが可能となっています。

どうしても一度に高額な費用を支払うのが難しい方も、ライフスタイルに合わせた支払い方法を選ぶことで、無理なく矯正治療を始めることができます。

矯正治療と医療費控除

矯正治療が医療費控除の対象になるかどうかは、治療の目的によって異なります。単に見た目を良くするための矯正は対象外ですが、医学的に必要と認められる矯正治療は医療費控除の対象となる可能性があります。

医学的に必要な矯正治療とは、以下のような状態を改善するためのものです。

  • 上顎前突(出っ歯)で、咬み合わせに問題がある場合
  • 下顎前突(受け口)で、咬み合わせに問題がある場合
  • 開咬(前歯が咬み合わず、奥歯に負担がかかる状態)
  • 噛み合わせが原因で咀嚼に問題がある場合
  • 噛み合わせが原因で発音に支障がある場合

医療費控除を受けるためには、1年間(1月1日から12月31日まで)に支払った医療費が一定額(10万円または総所得金額等の5%のいずれか少ない方)を超えた場合に、確定申告を行うことで所得税の一部が還付される制度です。

当院の矯正治療の特徴と費用

目白歯科矯正歯科では、患者様一人ひとりの歯並びの状態やライフスタイル、ご予算に合わせた最適な矯正治療プランをご提案しています。

当院の矯正治療の費用は以下の通りです。

  • マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外):495,000〜825,000円(税込)
  • 裏側矯正:990,000円(税込)
  • 目立たない表側矯正:660,000円〜726000円(税込)

当院の強みは、日本矯正歯科学会所属の矯正専門医による矯正治療、インビザライン(マウスピース型矯正装置、薬機法対象外)症例数1,000を超える豊富な経験と技術、CT・マイクロスコープなどの先端機器による精密な診断と治療、そして丁寧なカウンセリングにあります。

「患者様は、自分の家族だと思って治療をおこなう」をモットーに、機能性と審美性を両立した矯正歯科治療を提供しています。特に「目立たない矯正」を得意としており、社会人の方や人前に立つことの多い方にも安心して治療を受けていただけます。

まとめ:矯正治療の費用と選び方

矯正治療の費用は治療法や症例の難易度、医院によって大きく異なります。2025年現在の費用相場は以下の通りです。

  • 表側矯正:全体矯正で60万円〜120万円、部分矯正で30万円〜60万円
  • 裏側矯正:全体矯正で100万円〜170万円、部分矯正で40万円〜70万円
  • マウスピース型矯正:全体矯正で60万円〜120万円、部分矯正で10万円〜60万円

矯正治療を選ぶ際は、費用だけでなく、治療期間、通院頻度、見た目、装着感など、様々な要素を総合的に考慮することが大切です。また、医院選びでは、医師の経験や専門性、使用する装置のタイプ、アフターケアの充実度なども重要なポイントです。

矯正治療は決して安い買い物ではありませんが、一生涯使う歯並びへの投資と考えれば、その価値は計り知れません。美しい歯並びは見た目だけでなく、健康面でも大きなメリットをもたらします。

まずは無料カウンセリングで、ご自身の歯並びの状態や最適な治療法、費用などについて相談してみることをおすすめします。

詳しい情報や無料カウンセリングのご予約は、目白歯科矯正歯科のウェブサイトをご覧ください。皆様の素敵な笑顔のお手伝いができることを楽しみにしています。

 

 

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