マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)とは|メリット・注意点や費用相場もわかりやすく解説!

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)とは|メリット・注意点や費用相場もわかりやすく解説!

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)とは|メリット・注意点や費用相場もわかりやすく解説!

歯列矯正の方法は大きく「マウスピースを使った矯正」と「ワイヤーによる矯正」にわかれます。近年ではら目立ちにくいマウスピースを使った矯正がポピュラーですが、なかでも高い人気を得ているマウスピース型矯正装置がマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)です。

 

この記事では、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)のメリットや注意点、費用相場、そして治療の流れを解説します。一般的なマウスピース矯正との違いにも触れていくので、歯列矯正の方法にお悩みの方はぜひ参考になさってください。

 

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)とは?

歯の模型と電卓と治療器具

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)とは、マウスピース型矯正装置のうちの一つです。マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)は1998年にアメリカで開発され、ヨーロッパで広がった後にアジアでも矯正治療に導入されはじめました。日本には2006年に導入され、世界中では2022年4月時点ですでに1,200万件以上の症例があります。

 

マウスピース矯正とは?

マウスピース矯正は、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)を含むマウスピースを使った歯列矯正の総称です。一口にマウスピース矯正といっても、様々な会社のマウスピース矯正のシステムがあり、開発国やマウスピースの製造方法、素材、扱い方、価格などは各マウスピースのシステムによって異なります。現時点でとくにメリットが多くおすすめできるブランドが、この記事でご紹介するマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)です。

 

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の5つのメリット

歯を磨きながら微笑む女性

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)のメリットを5点ご紹介します。

 

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の5つのメリット>

  1. 世界での治療実績があるので安心できる
  2. 透明で目立ちにくい
  3. 取り外して洗えるので衛生的
  4. 痛みや違和感が少ない
  5. 金属アレルギーの心配がない

 

安全性から使いやすさに至るまで、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)にはたくさんのメリットがあります。それぞれの項目をわかりやすく解説するので、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)のメリットや特徴をチェックしていきましょう。

 

①世界での治療実績があるので安心できる

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)が日本に導入されたのは2006年と比較的最近ですが、全世界では20年以上の安定した運用実績があります。世界各地における症例数も多く、2015年に300万人、2018年には550万人を突破しました。2022年4月時点のデータでは、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の累計利用者数は世界100ヶ国以上で約1,200万人とされ、多くの人々が歯列矯正の治療法として選んでいます。

 

②透明で目立ちにくい

歯の模型とマウスピース

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)では、薄くて透明なプラスチック素材が使われます。ワイヤーを使った治療は矯正装置が目立ちやすいことが欠点です。マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)なら近くで話していても歯列矯正中と気づかれないケースが多いため、目立ちにくい治療法を選びたい方に向いています。

 

③取り外して洗えるので衛生的

歯ブラシをもっていいねポーズをする女性

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)は、患者自身で簡単に脱着できます。たとえば食事中や歯磨きをするときは装置を取り外せるため、食事が制限されることがなく歯磨きもいつも通りにできます。また、装置を洗えることもメリットで、衛生的な歯列矯正が可能です。

 

④痛みや違和感が少ない

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)は口腔内の3Dデータを使ってマウスピースを作ります。しかもプラスチックはとても薄く、歯にしっかりとフィットするため、装着中の違和感はほぼありません。さらに、少しずつ形の違うマウスピースを1週間に1回交換して少しずつ歯を動かす治療法なので、無理に歯を動かすことがないため、痛みを感じることもまれです。

 

⑤金属アレルギーの心配がない

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の装置は金属不使用なので、金属アレルギーの方でも歯列矯正ができます。アレルギーが心配でワイヤーを使った歯列矯正ができなかった方も、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)なら問題なく治療できるでしょう。

 

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の4つの注意点

歯の模型をもってイエローカードを出す女性

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)には多くのメリットがありますが、いくつかの注意点もあります。

 

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の4つの注意点>

  1. 治療できる症例が限られる
  2. 装着時間を守る必要がある
  3. 飲食時に外すのが面倒
  4. 歯科医師の技術により治療結果が左右する

 

どんな治療法でもメリットとデメリットが混在しています。マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の注意点も把握したうえで、ご自身に合った歯列矯正の方法なのか判断しましょう。

 

①治療できる症例が限られる

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)が難しい具体的な症例をまとめてみました。

 

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の治療が難しい症例>

  • ・元々の歯並びが悪すぎる場合
  • ・残っている歯の数が少ない場合
  • ・重度の上顎前突・下顎前突がある場合
  • ・インプラント治療を行っている場合

 

最近では様々なケースにもマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)で対応できるようになってきています。上記のような症状がある場合でも、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の治療が得意な歯科医院では矯正治療が可能なケースもあります。まずは歯科医院で口腔内のチェックを受け、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)に対応できる状況かどうかを確認しましょう。

 

②装着時間を守る必要がある

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の治療中は、1日あたり約20時間の装着時間を守らなければなりません。装着している時間が短いと治療の効果が出ず、予定どおりの治療期間では矯正が完了しないため注意しましょう。マウスピースを作り直す必要が生じた場合は、追加料金がかかる可能性もあります。

 

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)は一般的なマウスピース矯正と比べて、装着中の痛みや違和感が少なく、長時間装着しても苦になりません。

 

またワイヤーで歯科矯正を行う場合は、そもそも自分で取り外すことすらできないため、着脱できる点はデメリットでもありメリットでもあるといえます。

 

③飲食時に外すのが面倒

マウスピースは飲食時に取り外す必要があります。マウスピースをつけたまま飲食すると、歯とマウスピースの間に食べカスが入って虫歯の原因になりますし、着色の原因になることもあります。また、破損する可能性もあることから、飲食時には取り外しましょう。

 

一方で、この欠点は見方を変えればメリットでもあります。ワイヤー型の歯列矯正のように歯磨きのしにくさがないため衛生的に使えるほか、治療開始前と同じ感覚で食事を楽しめるためです。マウスピースの取り外しそのものは簡単で、慣れてしまえばスムーズに脱着できます。

 

④歯科医師の技術により治療結果が左右する

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)治療には、高度な矯正治療の知識と経験が必要です。患者さんの症状に合わせて、適切な矯正治療計画を提案する必要があるためです。矯正専門の歯科医師でない場合には、治療が失敗する可能性もあります。

 

またマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)での治療は長期間に及びます。万が一、トラブルが起きた際にはワイヤー矯正に切り替えるなど柔軟な対応が可能な実績のある歯科医院を選ぶと安心できるでしょう。

 

池袋でのマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の費用相場と期間

電卓と通帳と印鑑

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)を行う場合、池袋における費用相場と治療期間の目安は以下のとおりです。

 

【池袋でのマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の費用相場と期間】

費用相場 全体の矯正 60~120万円
部分矯正 30~60万円
子ども(小児矯正) 40~100万円
治療期間 大人 6ヶ月~3年程度
子ども(小児矯正) 2~4年(Ⅰ期・Ⅱ期の合計)

 

費用は治療範囲により異なります。大人の場合、全体を矯正する場合の最大費用は100万円前後ですが、一部だけを矯正する「部分矯正」の費用相場は全体矯正と比べて半額程度です。

 

小児矯正の場合、永久歯が生えそろう前の「Ⅰ期」と、永久歯が生えそろった後の「Ⅱ期」に治療が分かれます。それぞれの費用は40~60万円程度が相場となり、治療期間はどちらも約1~2年です。

 

ワイヤー型矯正の場合、目立ちにくい裏側矯正の費用相場は100~150万円前後となり、治療にかかる期間は約2~3年です。機能面・費用面のどちらを取っても、より多くのメリットを感じられるのはマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)でしょう。

 

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の治療の流れ

タブレットを使って説明する受付の女性

ごく一般的なマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の治療の流れをご紹介します。

 

1.相談(カウンセリング)
まずは疑問点や不安に感じていることを歯科医院に相談します。希望する治療方法なども伝えられ、おおよその費用の確認も可能です。相談には無料で対応する歯科医院もあります。

 

2.精密検査
口腔内の状態を確認するために精密検査を行います。主に歯科用CTやレントゲンの撮影、顔と口腔内の写真撮影、歯型模型の採取も行います。

 

3.診断
精密検査の結果をもとに、治療計画や費用などの説明が行われます。クリンチェックと呼ばれる治療シミュレーションの確認を行い、歯科医師からの説明に納得ができたら治療に進みましょう。

 

4.治療
自分のお口に合わせて作られたマウスピースを着用し、治療を開始します。治療開始前には着脱方法やメンテナンスについて説明を受けることが可能です。治療中は1~2ヶ月に1度程度通院し、調整やチェックを受けることになります。

 

5.治療完了
歯並びが整った段階でマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)を外し、歯が治療前の状態へ戻らないように保定装置(リテーナー)を装着します。その後は3~4ヶ月ごとに通院し歯並びが安定しているかのチェックをします。保証が付帯する歯科医院を選ぶことで、再治療が必要な場合にも無料で治療を受けられます。

 

まとめ

マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)とは、数多くあるマウスピース型矯正装置の一つです。世界での治療実績が1,200万以上あり、透明で目立ちにくく、金属アレルギーの心配もありません。池袋での費用は大人の全体矯正の場合でおよそ70~100万円が相場です。

 

目白歯科矯正歯科では、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)に関してはマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)公式認定ドクターである「ダイヤモンドプロバイダー」4年連続獲得の院長自らが治療計画~治療完了までのすべてを担当します。当院のマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)治療実績は800例を上回っており、安心して治療をお任せいただけます。ぜひお気軽にご来院くださいませ。

 

監修:山澤 秀彦 (やまさわ ひでひこ)目白歯科矯正歯科/院長

マウスピース矯正

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