2023/10/18
小児向けのマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)とは|治療費やメリット・デメリットを解説
2022/11/17
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よる歯科矯正の方法であるマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)。矯正治療中の見た目を懸念している方でも、挑戦しやすい治療法といえるでしょう。
しかし、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)に関する情報を調べているうちに「マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)で失敗」「マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)はやめたほうがよい」などの口コミを発見した方もおられるかもしれません。
今回は、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の失敗例7選を解説します。後悔しないための対策法もあわせて紹介しますので、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)を検討している方はぜひ参考にしてください。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)は、米国のアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース矯正のことを指します。透明なマウスピース型の装置を段階ごとに交換しながら装着し、歯を動かしていく矯正方法です。
マウスピースは自由に取り外せるため、食事中や大切なイベント時では、短時間であれば取り外すことが可能です。ワイヤー矯正のように、見た目を気にする必要がないため、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)を希望する患者さんが増えています。
また、ワイヤー矯正よりも緩やかな速度で歯を動かすため、痛みが少ないことも特徴に挙げられます。マウスピースの厚みも0.5ミリほどと薄いため、違和感を覚えにくいでしょう。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)は目立ちにくく取り外しも可能なため、希望する患者さんが多い反面で「マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)で失敗した」「マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)で矯正して後悔している」という声もあります。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)で矯正を検討している方にとっては、とても心配になるでしょう。ここでは、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)矯正による失敗例の7つを解説します。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)では、当初に想定した歯の動きと実際の歯の動きが異なることがあります。マウスピースの使用時間が短かったり、しっかりはまっていないままマウスピースを交換してしまったり、そもそも無理な治療計画で治療を開始した、などが原因にあげられます。再度マウスピースを作り直す必要がでてきますが、マウスピースを再度作成するのを待っている期間は、歯を動かせないので、当初の予定よりも時間がかかってしまうケースが珍しくありません。
また歯が予定とは違う方向に移動している場合には、良い場所に戻すための時間もかかってしまうため、治療期間は更に長引いてしまいます。
予定通りに治療を進めるために、歯科医師の指示通りに装置を使うようにしましょう。
歯並びを整えるために行う歯列矯正ですが、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)では矯正終了後に歯の中心がずれてしまうケースがあります。
左右の歯の大きさが異なっている、あごが歪んだりしている、奥歯の咬み合わせが左右でずれてしまうと、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)で歯列矯正を行っても歯の中心がずれてしまうのです。また、治療完了後マウスピース装着をやめたあと、歯が元の位置に戻る「後戻り」をして中心がずれてしまうケースも考えられます。
もともと中心が合うように治療計画が作られているのか、無理な治療計画が作られていないか、医師に事前に確認をするようにしましょう。中心のずれが気になる場合には、再治療をする場合もあります。病院によってはマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の再製作費用がかからない医院もありますので、病院に聞いてみるとよいでしょう。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)で歯列矯正を行うと、歯茎が下がることがあります。歯茎が下がってしまうと歯が長く見える、老けた印象の口元になるなど、マイナスなイメージに見えてしまいます。
無理な力で歯を動かし続けていたり、合っていないマウスピースが歯茎にあたり続けてしまったりすることが原因です。また、元々歯を支える骨が少なかった場合も、歯茎が下がることがあります。
ただし大人の方の矯正では、歯肉退縮が起こるリスクはどうしても避けられません。また、歯の形や歯茎や骨の状態によっても、歯肉退縮が起きるリスクは高くなってしまいます。自分の歯肉が下がりやすいかどうかについて、事前に歯科医師に確認しておくとよいでしょう。
出っ歯や八重歯などの歯並びは改善されたものの、噛み合わせが悪くなることがあります。本来、歯列矯正は歯並びと嚙み合わせの両方を改善させることが目的ですが、歯が予定通りに移動せずに嚙み合わせが悪化してしまうケースもあります。
そうならないように、噛み合わせなども考慮しながら治療を行う矯正専門医院で治療を行うようにしましょう。
また、マウスピースで歯の表面を長時間覆っているため、一時的な噛み合わせの異常が見られることもあるでしょう。しかし、時間とともに元に戻る可能性が高いため、定期的な検診で医師に確認してもらうと安心です。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)での歯列矯正は、長時間マウスピースを装着したまま過ごすため、虫歯になるリスクが高まります。マウスピースをつけたままジュースを飲んだり、装着前に十分な歯磨きがされていなかったりすると、簡単に虫歯になってしまいます。
また、マウスピースが不衛生な状態で装着を続けることも、虫歯の原因につながります。マウスピースを衛生的に保てるよう、取り外した後はしっかり洗浄してから保管するようにしましょう。
矯正治療の終了後に、後戻りを防ぐための保定装置(リテーナー)をきちんと装着していないと、整えた歯並びがまた悪くなってしまいます。矯正が終わった後の歯は、元の位置に戻ろうとする働きがあるため、保定装置を使って位置を固定させる必要があります。
一般的に、保定期間は1~2年ほどと言われています。症例や状況によって個人差があるため、医師の指示を守って装着しましょう。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)では、歯列矯正の終了後のイメージが思っていたものと違ったと感じることがあります。理想の歯並びに近づけるまで、矯正を続ける患者さんも少なくありません。事前に治療ゴールのシミュレーションを見せてくれる病院もあるので、自分の思っているイメージに合っているのかシミュレーションの確認は行うようにしましょう。
歯列矯正の途中で虫歯治療をしたり、指示されていた装着時間より短かったりすると、満足のいく矯正効果を得られないことがあります。マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)で理想の歯並びに近づけるためには、装着時間や使用方法を守り、保定装置までしっかり装着することが大前提です。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)で治療を行った場合、どのくらいの確率で失敗するのか気になる方も多いでしょう。しかし、マウスピースを使った歯列矯正は、症例や使用状況などによって失敗する可能性が異なるため、確率を数字で表すことは難しいといえます。
また、他の治療法に比べて失敗する確率が特別高いわけではありません。ワイヤー矯正でも、同じように失敗したと感じるケースもあります。医師の指示をよく守り、正しい方法で治療を進めていくと失敗する確率もグッと下がるでしょう。
しかし歯科医師の経験と技術によって、失敗の確率に差が出る可能性があります。矯正治療やマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の経験が浅い歯科医院では、失敗の確率は高くなると言えるでしょう。特に矯正治療の経験がない一般歯科では、失敗するのではないかという不安がつきまといます。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)矯正を成功させるためには、矯正治療とマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の両方の知識と経験のある歯科医院を選びましょう。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)治療で後悔しないためには、事前に対策法を知っておくことが大切です。医師と協力しながら自分でできる対策を取り、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)治療で後悔しないようにしましょう。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)治療で後悔しないための対策法として、大きく治療前・治療中・治療後の3つに分けて解説します。難しい内容ではないので、ぜひ実践してみてください。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)は、歯型を元に専用のソフトが自動的に治療計画を作成します。実際にはこの治療計画を実行するかの判断は医師が行います。想定外のトラブルにも細かな修正や対応が可能な、信頼できる医師がいる医院での治療の開始が大切です。
また、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)での実績がない医院では、質問に曖昧な返答がくることもあります。医師の対応に少しでも不安や不信感を覚えた場合は、セカンドオピニオンや無料カウンセリングを利用して、信頼できる医院を探すようにしましょう。ホームページや口コミを参考にするのもよいでしょう。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)治療で失敗しないために一番大事なのは、矯正治療の経験とマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の実績のある病院を選ぶことです。矯正治療の専門医師か認定医でマウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)のダイヤモンドプロバイダーの医師のいるか初診相談前に病院に聞いてみるとよいでしょう。
歯列矯正を始める前に終了後のイメージや、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)で治療を行うとどのようなリスクやデメリットがあるのか、しっかりと確認しておくことが大切です。
また、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)での矯正が難しい治療法であるにもかかわらず、メリットだけを伝えてくる医院も少なからず存在します。治療計画に確信を持っている医師であれば、リスクやデメリットの十分な説明があるでしょう。
また、治療結果のシミュレーションが自分のイメージ似合っているのか確認をするようにしましょう。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)は自分でマウスピースの管理を行うため、きちんとした手入れが失敗を避けることにつながります。
マウスピースの手入れを怠ると、虫歯や歯周病、口臭の原因になります。虫歯ができてしまうと治療が必要になるため期間が長引いてしまうだけでなく、歯の形が変わってしまってマウスピースの作り直しをするケースもあります。
余計な処置を増やさないためにも、マウスピースは指示された方法で管理するようにしましょう。また、歯ブラシによる歯磨き以外にも、デンタルフロスや歯間ブラシの併用が効果的です。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)では、1日の装着時間が20時間ほどとされています。装着時間が短いと、思うように歯が動かなかったり、理想的な歯並びへ矯正できなかったりすることがあります。
また、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)では決められた期間ごとに新しいマウスピースへ交換しながら歯を動かすため、きちんと管理がされていないとスムーズに歯が動きません。
大切なイベントなどでどうしても取り外したい場合は、治療計画に支障がないか、医師に相談するようにしましょう。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)での矯正治療は、自宅でマウスピースを交換していくため、問題や異変に気づかないまま進めてしまうことがあります。噛むときの違和感や、装着時の痛み、歯茎が腫れるなどのトラブルが起こることもあり、不適切な状態で使用を続けていると悪化してしまう可能性もあります。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)での歯列矯正で失敗しないためには、違和感を覚えたらすぐに医院へ連絡するようにしましょう。そのためにも、気軽に相談できるような、信頼のできる医師がいる医院での治療が大切です。
矯正治療終了後は、動かした歯が元の位置に戻ろうとする働きがあるため、新しい位置を記憶させるための保定装置を装着する必要があります。保定装置は、一般的に矯正治療にかかった期間と同じくらいの期間付けておく必要があるといわれています。
矯正装置が外れると、解放感から保定装置の装着をサボってしまう方が多いですが、せっかく行った矯正治療を失敗に終わらせないためにも、保定装置は医師に指示された通り正しく装着することを心がけましょう。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の失敗例と、後悔しないための対策法を解説しました。マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)は自宅で取り外しができる反面、自己管理能力が矯正治療の成功のカギといえるでしょう。
マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)治療で失敗しないために、矯正治療の経験が豊富な認定医で、かつ、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の治療の実績のある病院を選ぶようにしましょう。
目白歯科矯正歯科では、マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)の治療実績が豊富な院長が歯列矯正を担当しています。マウスピース型歯科矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)を検討している方、矯正方法でお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
監修:山澤 秀彦 (やまさわ ひでひこ) 目白歯科矯正歯科/院長