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2017/10/30
今回は親知らずの抜歯の仕方について書きたいと思います。
親知らずの抜歯は、局所麻酔をして行います。抜歯にかかる時間は通常30分から1時間ほどですが、歯が埋まっている場合は歯肉(歯ぐき)の切開、歯や骨を削るといった処置が必要になる分、余計に時間がかかります。また、特に下顎(あご)の親知らずの場合、歯根が下顎管(神経が通る管)に近接または接触していて、抜歯の際に神経を傷めてしまう可能性があります。下の親知らずを抜歯すると腫脹・疼痛が必ず出現します。
上顎(あご)・下顎(あご)を問わず、親知らずの抜歯は、まずかかりつけの歯科医に相談し、かかりつけの歯科医での対応が難しい場合は、対応できる歯科大学の付属病院を紹介されることがあります。
現在は特に問題がなくても、将来問題を起こす可能性が高い場合、予防のため抜歯を勧められることがあります。また、特に妊娠中は歯のトラブルが起こりやすいため、痛くなくても妊娠前には親知らずを抜いておくよう私はお勧めしています。何かご不明な点があれば御説明させて頂きます☆