歯科用CT‐KaVo 3D の導入

歯科用CT‐KaVo 3D の導入

歯科用CT‐KaVo 3D の導入

歯科用CTを導入しました

歯科用CTとは、矯正治療やインプラント治療、親知らずの抜歯などの際に使用するレントゲンの上位版と思っていただくと分かりやすいかも知れません。

これまでは2次元の平面でしか分からなかったことも、このCTで撮影することで3Dの立体で情報を取得することができるようになりました。

これらのデータの中には神経の位置、太さ、骨密度など今まで見えなかった部分まで見えるようになり、より安全で正確な治療に役立てています。

主なメリット

◇歯科用CTにおいて世界一少ない被ばく線量を実現

◇3次元での撮影が可能に

◇骨だけでなく周辺組織の解析が行え、より正確な診断・シミュレーションの設計が可能に

 

これまで見えなかった部分が解析できるようになり、より安全で正確な治療が行えるようになりました。

KaVo 3Dについて詳しく知りたい方は、続きをご覧ください。

歯科用CT‐KaVo 3D

歯科の分野でグローバルトップブランドと呼ばれてきた「KaVo」は、100年以上もの実績を誇り、新的な技術開発と優れた歯科製品を世に発掘してきました。

身近な製品でいうと、衛生課題から世界を救った「滅菌が可能なハンドピース」「患者様が横たわる椅子」「これに隣接した自動で水が出るおなじみの機械」など、今では当たり前に使用している製品が、このKaVoから誕生しています。

歯科用CTの原点となるパノラマ撮影器機を世界で初めて開発したのもこのKaVo製品となります。

長い歴史の中で生まれた信用や安心、製品そのものの精度は類をみないほどの実力を発揮してくれます。当院で治療をお受けいただく患者様には、本当に良いものを求めていらっしゃるかたも多く、私もその期待にお応えしたいと思っています。

折角当院に足を運んでくださるのですから、多少の優越感を感じていただきたいですし、癒しの空間で治療をお受けいただきたいです。

患者様のことを最優先に考えた歯科用CT

患者様の安全を第一に作られています

当院で扱っている歯科用CTは、被ばく線量を最小限にすることを大前提として設計されています。エックス線のデジタル化により放射線量を約10分の1以下に抑えることで、より安心して診断が行えるようになりました。

三次元データによる圧倒的な情報量

これまでのエックス線は、顎などの立体像に対しエックス線に透過させ、それを二次元の平面画像としてきました。術者はこの平面状のものを頭の中で立体化しなくてはならないため、そこには医師の経験や多少の憶測もあったといいます。

しかし、この3次元撮影を可能にするCTは、立体で患部を捉えることはもちろん、細かい神経や骨質までも鮮明に把握できます。こういった情報は治療の精度を高めるうえでも必要不可欠となり、患者様にとってより安全性の高い治療が受けられるメリットとなりました。

より精密な診断が可能に

正確で的確な治療計画を立案するためには、多角的な診断とより正確なデータが必要です。

KaVoで撮影した画像情報は高画質なだけでなく高い信頼性を誇り、世界水準のソフトウェアにより患者様のみならず医師のサポートも徹底して行ってくれます。

こうした機材側の高い性能と医師の経験が折り重なったとき、「より良い治療」が行えるのはないでしょうか。

歯科用CTを駆使して・・・

当院ではこの歯科用CT‐KaVo 3Dを様々な治療、診断に役立てています。

矯正治療における事前診断

矯正治療で特に重要なことは、歯の根っこ周辺の組織(状態、厚み、位置など)を正確に把握することです。いくらシミュレーションツールを使って患者様の歯の動きがある程度予想できたとしても、実際の歯牙位置や解剖学的関係を理解しているのとそうでないのとでは治療計画の内容も変わってきます。

もちろん、治療計画通りに進めるためには患者様ご本人、ご家族など周りの方のご協力も必要です。その中で、矯正専門医としての経験やCTによる診断データを活用し、精度の高い治療計画の立案を行っています。

抜歯するか否かの判断が容易

永久歯は抜歯後、二度と生えてくることはありません。そんな大切な歯を、本当に抜く必要があるのか、不安に思ったことはありませんか。

この歯科用CTでは歯の向きや形、位置などの情報以外に、腫瘍、病変、神経、皮質骨などの位置関係も明確にします。例えば親知らずの抜歯について、隠れた歯が周辺組織とどのような位置関係でそこに埋まっているのかも捉えることができます。

もし抜歯が必要と診断された方で、中々抜歯に踏み出せない方はお気軽にご相談いただければと思います。その歯、もしかすると残せるかも知れません。

インプラント治療にも活躍

上部構造のシミュレーション、光学印象などで得られた歯冠データを重ね合わせ、噛み合わせの機能に着目した計画立案を実現できます。

3次元で得られる情報は安全性、正確性を高めるだけでなく、治療期間や術後の回復スピードにも関わってくるのです。

当院が歯科用CT‐KaVo 3Dを導入した理由

もちろん、患者様により正確で安全な治療を受けていただきたかったから。これ以外にありません。

歯科用CTの誕生によりこれまで見えなかった部分が見えるようになり、今では歯科治療において欠かせないものになっています。

いままで以上に患者様への治療の精度、安全性を高めるために当院では矯正治療はもちろん、より良い治療を目的としており、様々な場面で利用しています。

また、当院では地域にお住まいの患者様はもちろん、CT診断が必要な歯科医師の方々へもこの地で貢献できればと切に願っています。

デジタル化が進む昨今、必要な機材、知識を取り入れ、これまでもこれからも患者様に必要とされる歯科医院を目指していきます。

院長ブログ

矯正KaVoインプラント歯科用CT