お口の不快なにおいのもとは何なのか

こんにちは、衛生士の高橋です。

今日は口臭についてお伝えいたします！

そもそも口臭は大きく分けて生理的なものと病的なものに分けられます。

生理的口臭は、朝起きた時口が臭う、食べ物や飲み物たばこなどの成分が一時的に口や肺から臭う。などと一日のうちに自然に増減します。これは誰にでもある一時的な口臭です。

そして、病的口臭は持続的に発せられる不快な臭いです。臭いの原因が無くならないかぎり存在し続けます。歯周病や虫歯などのお口の病気や、鼻炎などの耳鼻咽頭の病気、糖尿病や肝疾患などの全身疾患により起こります。（におい物質が血液をめぐって肺から呼気へ移る）

生理的口臭と病的口臭は明確に分けるのは難しいですが、強い口臭が続いている場合はお口か全身に不調が起きているかもしれません。

ただ口臭の原因約8割はお口の中にあります。

＜口臭の三大原因原因物質＞

■硫化水素・・・主に磨き残しのプラークに由来します。腐った卵のようなにおい

■メチルメルカプタン・・・主に歯周病（pg菌）に由来します。腐った玉ねぎのようなにおい

■ジメチルサルファイド・・・体の病気や持病のお薬の影響で発生しやすい。生ごみや腐ったキャベツのようなにおい

＜臭いの場所＞

磨き残しのプラーク

穴の開いた虫歯

歯周病、深い歯周ポケット

舌苔

汚れた入れ歯

つけっぱなしの仮歯

気になるようであれば、まずクリーニング受けていただきお口由来の原因を除去いたします！

口臭予防対策もお伝えいたします。

もし身体の病気が原因と疑われる場合は内科を受診しましょう。

お気軽にご相談ください＾＾