2024/11/17
片側噛みを続けると、顔がゆがむ!?
2021/09/22
こんにちは、歯科衛生士の浦沢です。
今回は味覚についてです。
食べ物の甘味は舌のどこで感じるでしょうか?
答えは舌全体です。
甘味は舌の先で感じる、と聞いたことがある方もいるかもしれません。
舌の部位ごとに感じる味が違う「味覚地図」という言葉もありますが、実はこれは古い説なのです。
舌の表面には舌乳頭というポツポツした組織があります。
味物質は唾液に溶けてまずここにたどり着きます。
舌乳頭の中には味蕾という器官があり、その中に味物質を受け取る受容体を持つ味細胞が詰まっています。
この受容体から味物質の情報が味覚神経を通じて脳に伝えられ、食べ物の味が分かります。
味は舌の特定の部位で感じているのではなく、舌全体に分布している器官で感じているのです。
よく噛むことで唾液の分泌が活発になり、味が伝わりやすく、美味しく食べられますよ!