2024/11/17
片側噛みを続けると、顔がゆがむ!?
こんにちは衛生士の大澤です
今回はシーラントについてお話させていただきます。
乳歯や生えたての永久歯の奥歯の溝は、むし歯になりやすい場所です。
とくに溝が深いお子さんは、むし歯のリスクが上がります。
溝の中に細菌が入り込んで、むし歯の原因となるプラークを形成してしまうからです。
歯ブラシできれいに磨ければいいのですが、溝の奥にまでは毛先は届きません。
こうした奥歯の溝の深い乳歯・永久歯のむし歯予防に利用されているのが「シーラント」です。
みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
溝を樹脂で埋めて浅く単純な形にして、プラークが溜まりにくいようにする処置のことです。
歯医者さんで簡単に処置できて、その前後に気をつけていただくこともほとんどありません。
Q, シーラントの処置は必ず行ったほうがいいのか
➡奥歯の溝が浅いなら、シーラントは必要ありません。溝が浅ければ噛んでるうちに外れてしまいます。
また、溝が深くてもしっかり歯磨きできていたり、むし歯になりにくい食生活ができているお子さんなら、必要ないこともあります。
Q, シーラントの処置をするときに歯を削りますか
➡むし歯になっているわけではないので、詰め物の治療のように歯を削ることはありません。
行う前に歯の表面をきれいに清掃します。