2024/11/17
片側噛みを続けると、顔がゆがむ!?
こんにちは、衛生士の大澤です🦷
今回はインプラントと年齢の関係についてお話させていただきます。
インプラント治療には、厳密な年齢制限はありません。重要なのは、お口の状態や全身の健康状態です。
まずお口の状態に関してですが、歯周病になっていたり、喫煙されているかたではインプラントの寿命(残存率)が低い事が知られています。
そのため、歯周病などを治療してからインプラント治療に進む必要があります。
全身状態としては、
高血圧や心臓病、糖尿病や骨粗鬆症などの慢性疾患がある場合、注意が必要です。
そのうえ、服用されている薬によっても、インプラント治療が適さないことがあります。
また、インプラント治療を受けるうえで骨の量や質(骨密度)が重要です。インプラントは人工の歯の根っこであり、あごの骨が十分になれば適切に支えられません。そのため骨が不足している場合は、骨を増やすなどの補助的な処置が必要になることがあります。
健康であれば、ご高齢になってもインプラント治療を受けることは可能ですが、治療後も歯科医院でのメンテナンスとセルフケアは欠かせません。
全身状態や服薬状況につい正確に伝えて、歯科医院でお口の中の詳細な検査を行ったうえで、インプラント治療を選択すべきか否かを決定していくことをおすすめします。