池袋でのおすすめの矯正歯科の選び方|治療にかかる費用相場も解説します

池袋でのおすすめの矯正歯科の選び方|治療にかかる費用相場も解説します

池袋でのおすすめの矯正歯科の選び方|治療にかかる費用相場も解説します

池袋には駅周辺だけでもたくさんの歯医者があり「歯並びを治したいけど、どの歯医者を選んでよいかわからない」という方もいらっしゃるかもしれません。

 

本記事では池袋でおすすめの矯正歯科の選び方として7つのポイントに分けてご紹介します。矯正治療は一度始めると長期の通院が必要なため、矯正治療の理解を深めて失敗しない歯医者選びをしましょう。

 

そもそも矯正歯科とは?

歯をチェックする女性

 

矯正歯科とは、歯並びを整えることをメインに治療している歯医者です。歯を削って差し歯に変えるような歯並びの整え方ではなく、専用の矯正装置を利用して自身の歯できれいに治すことを目的としています。

 

また矯正装置を利用しての治療で、見た目だけでなく上下の悪い噛み合わせも整えられるため、口の機能面を回復していくことも可能です。矯正歯科では、歯並びと噛み合わせの両方を専門的に治療しています。

 

普通の歯科との違いは?

一般的な歯医者は、虫歯や歯周病など口の病気全般をメインに治療を行っています。このような一般歯科のなかにも「小児歯科・口腔外科・矯正歯科」といった複数の診療を行っているクリニックがあります。

 

「虫歯も歯並びも1つの医院で治療してもらえて便利」と思いがちですが、一概にそうともいえません。なぜなら、一般歯科に矯正科がある場合は、矯正専門の歯科医師が診療していないこともあるからです。

 

日本では歯科医師免許があれば、専門分野の経験がなくてもその治療を行えます。つまり、矯正治療を専門的に行っていなくても、歯科医師であれば矯正治療ができるということです。そのような場合は、矯正専門の歯医者と比べると治療の質に差が出ることもあるため注意しましょう。

 

一般歯科の矯正科で専門医が診療しているケースももちろんありますが、月に1回しか来ない非常勤の矯正専門医の場合もあります。月に数回の矯正治療日では装置が外れたなどのトラブルが起きた時に対応できずに治療期間が長引く可能性もあります。矯正に関する悩みについては、まずは矯正専門の歯医者へ相談に行くのがおすすめです。

 

【池袋】おすすめの矯正歯科の選び方のポイント7つ

空から見た池袋の街

ではここからは、池袋で矯正歯科を探す際の選び方について紹介していきます。おすすめの矯正歯科を選ぶポイントは以下の7つです。

  1. 日本矯正歯科学会の認定を受けている
  2. 費用や治療期間を明確に提示している
  3. リスクも含めて治療を説明してくれる
  4. 複数の治療法を提案してくれる
  5. 矯正中の見た目にも配慮してくれる
  6. 設備が充実している
  7. 通いやすい

この7つのポイントを押さえておけば、直接相談に行く際の判断材料になります。矯正歯科の選び方を失敗しないためにも、ここはしっかりチェックしていきましょう。それぞれ詳しく解説していきます。

 

おすすめの矯正歯科の選び方➀:日本矯正歯科学会の認定を受けている

まず矯正歯科を選ぶ際は、日本矯正歯科学会の認定を受けているか、そしてその歯科医師が常勤であるかをチェックしましょう。

 

なぜなら、この認定医の資格がある歯科医師は矯正治療において専門的な技術と知識があるからです。また非常勤ではなく常勤の歯科医師であれば、予約も取りやすく治療中のトラブルにもすぐに対応できます。

 

矯正認定医の資格を取得するためには、矯正歯科について5年以上の専門的な研修を行い、日本最大の矯正歯科学会の試験に合格しなければなりません。つまり、矯正歯科に特化した専門医です。

 

認定医でなくても優れた技術を持つ歯科医師はいますが、そのような歯医者を探すのは難しいため、まずは矯正認定医の歯科医師であるかを一つの基準として選びましょう。

 

おすすめの矯正歯科の選び方②:費用や治療期間を明確に提示している

歯の模型と電卓

2つ目に治療費用や治療期間など、矯正に関わる全ての内容を明確に提示してくれる歯医者を選びましょう。矯正治療は基本的に保険が適用されないため、治療費用は歯医者によって差があり、装置ごとに治療期間も異なります。

 

治療費用の差があるケースとして考えられるのは、装置の費用と歯並びを整える際の調整料です。たとえば、矯正中の通院は基本月1回ですが、そのときにかかる調整費は5,000~8,000円と医院によってさまざまです。

 

このような治療費用や治療期間などを具体的に説明しない矯正歯科もあるため、まずは事前にホームページを確認してみましょう。

 

おすすめの矯正歯科の選び方③:リスクも含めて治療を説明してくれる

ワイヤー矯正の歯の模型

矯正治療の内容を説明する際に、メリットばかり説明する歯医者は注意しましょう。装置の種類によってデメリットやリスクが必ずあるからです。

 

装置ごとのリスクには以下のようなものがあげられます。

 

装置 リスク例
ワイヤー矯正(表側) ・ワイヤーが目立つ

・慣れるまでの違和感がある

・歯磨きがしづらい

ワイヤー矯正(裏側) ・装置が舌に当たって話しづらい

・歯磨きがしづらい

・他の矯正治療より高額

・ドクターの技術の差が治療結果に出やすい

マウスピース矯正 ・症例によっては不向きな場合がある

・取り外し可能なため、装着時間を守らないと効果が出づらい

・ドクターの技術の差が治療結果に出やすい

 

リスクがあることを考えると、目立ちづらい・費用が安いなどのメリットだけを聞いて治療を開始してしまった場合、後悔をする可能性もあります。

 

装置ごとのリスクもしっかり説明してくれて、納得した上で治療を進められる歯医者を選びましょう。

 

おすすめの矯正歯科の選び方④:複数の治療法を提案してくれる

歯の模型

矯正治療は1種類だけでなく複数の治療法を提案してくれる歯医者を選びましょう。歯並びによってはその矯正装置が合わない場合があるからです。

 

最近ではマウスピース専門の矯正歯科がありますが、矯正専門の知識がない一般歯科出身の歯科医師がマウスピース矯正専門を開業している場合もあります。一般歯科出身のマウスピース矯正専門医院だとマウスピースでは治りきらなかった場合に、もう対応することができません。また、どの患者さんでもマウスピース矯正が適用できるわけではありません。歯が重なりあって生えている場合や、抜歯を伴う矯正が必要な場合は適用が難しくなります。

 

また、重度の出っ歯や受け口など顎の骨格に問題がある方は、矯正治療とあわせて外科手術を伴うケースがあります。この場合の矯正治療はワイヤー矯正での対応が必要です。

 

このようなケースは一般的ではありませんが、歯並びによっては1種類の治療法だけで対応できない場合もあるため、複数の治療法を行える矯正歯科を選びましょう。

 

おすすめの矯正歯科の選び方⑤:矯正中の見た目にも配慮してくれる

歯の模型とレントゲンを見る歯科医

矯正治療は長期的に装置を装着する必要があるため、ただ治すのではなく治療中の見た目にも配慮してくれる歯医者を選ぶのがおすすめです。

 

たとえば、見た目が一番気になる装置の代表として表側のワイヤー矯正があります。ワイヤー矯正というと、銀色の金属のブラケット(歯に接着するブロック)にワイヤーを装着している姿を想像しませんか?

 

実は、最近のワイヤー矯正は全て金属色ではなく、透明のブラケットに金属のワイヤーを通して、昔のものよりも目立ちづらい方法で治療できます。また、ブラケットやワイヤー自体が白いものもあり、さらに目立ちづらい装置を選択できる場合もあります。

 

ホームページをチェックする際に、このような見た目にも配慮した装置を取り扱っているかを事前にチェックしておくとよいでしょう。

 

おすすめの矯正歯科の選び方➅:設備が充実している

矯正治療を行う際は、歯並びだけではなく顎の骨格や噛み合わせ、顔かたちのバランスなどさまざまな検査をして診断する必要があります。そのため、設備が充実している矯正歯科を選ぶのは重要なポイントです。

 

たとえば、矯正治療に重要な設備の一つに「セファログラム」というレントゲンがあります。セファログラムでの撮影で、通常の歯科用レントゲン撮影ではわからない顎の形や大きさ・歯の傾き・口元のバランスなどを診断できます。

 

基本的に矯正専門の歯医者には置いてある機材ですが、可能であれば3次元の立体的なレントゲン撮影ができる「CT」もあると、より詳しい検査や診断につながります。このCTによる検査診断が予測実現性の高い矯正治療に繋がります。このような設備が充実しているところを選ぶようにしましょう。

 

おすすめの矯正歯科の選び方➆:通いやすい

最後のポイントは通いやすさです。矯正治療は平均して2~3年と長期の通院が必要になるため、自分のライフスタイルにあった歯医者を選びましょう。

 

通いやすい場所として、自宅の近所や職場の近くにある歯医者がおすすめです。そして夜の診療時間は何時までか?土日祝日は診療しているか?など、診療時間や診療日も忘れずにチェックしましょう。

 

池袋の矯正歯科での治療にかかる費用相場

夜の池袋駅東口の様子

最後に池袋の矯正治療にかかる費用相場を紹介します。装置の種類によっても異なるので、下記の表を参考にしてみてください。

 

装置 費用相場
ワイヤー矯正(表側) 60万~100万円
ワイヤー矯正(裏側) 100万~150万円
マウスピース矯正 50万~120万円
小児矯正 30万~100万円

 

これらは顎全体の矯正治療を行う場合にかかる費用相場です。部分的な矯正については範囲によりますが、顎全体の矯正治療よりも安くなります。

 

しかし、上記の表は矯正装置そのものの代金であり、これ以外にも治療前の検査費や毎月の調整料、矯正終了後につける保定装置代など、細かい費用としてプラス10万~15万円程度かかるので注意しましょう。矯正相談の際に、見積もりなどを提示してくれるかどうかも病院選びの判断基準にしてみるのもいいかもしれません。
一般歯科出身の先生が矯正治療を行っている歯科医院では治療費が異常に安すぎる場合もありますので、安すぎるのも考えものです。

 

矯正のカウンセリングは無料で行える歯科医院がほとんどのため、数件の矯正歯科にカウンセリングだけ行くこともできます。矯正治療の理解を深めるためにも、まずは相談に行き、費用相場を参考にしながら治療内容を比較してみましょう。

 

まとめ

 

冒頭でもお伝えしたとおり、池袋には駅周辺だけでもたくさんの歯医者があります。長期間の通院になるため、値段の安さだけでなく上記7つのポイントも意識して選んでみてください。

 

目白歯科矯正歯科では、日本矯正歯科学会の認定医であり矯正専門歯科で経験を積んだ院長のもと、患者さんに寄り添った治療計画や治療を行っています。全顎治療が行えるマウスピース矯正「インビザライン」の症例数が多く、そのほか表側・裏側のワイヤー矯正などさまざまな治療法での対応も可能です。歯並びが気になる方はぜひ一度ご相談にいらしてください。

 

監修:山澤 秀彦 (やまさわ ひでひこ) 目白歯科矯正歯科/院長

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