味は舌のどこで感じる?

味は舌のどこで感じる?

味は舌のどこで感じる?

こんにちは、歯科衛生士の浦沢です。

今回は味覚についてです。

食べ物の甘味は舌のどこで感じるでしょうか?

答えは舌全体です。

甘味は舌の先で感じる、と聞いたことがある方もいるかもしれません。

舌の部位ごとに感じる味が違う「味覚地図」という言葉もありますが、実はこれは古い説なのです。

 

舌の表面には舌乳頭というポツポツした組織があります。

味物質は唾液に溶けてまずここにたどり着きます。

舌乳頭の中には味蕾という器官があり、その中に味物質を受け取る受容体を持つ味細胞が詰まっています。

この受容体から味物質の情報が味覚神経を通じて脳に伝えられ、食べ物の味が分かります。

味は舌の特定の部位で感じているのではなく、舌全体に分布している器官で感じているのです。

よく噛むことで唾液の分泌が活発になり、味が伝わりやすく、美味しく食べられますよ!

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