2024/11/17
片側噛みを続けると、顔がゆがむ!?
こんにちは、歯科衛生士の江戸です(^^♪
今日はむし歯や歯周病のありがちな誤解をまとめてみました!
①歯周病は歯を失う怖い病気である→→→✖
いいえ、セルフケアと歯科のサポートで歯は残せます。
テレビのCMなどで見られるように、短期間で歯がグラグラになって抜け落ちるなんてことはありません。
統計的に”なりにくい人”が1割、”進行しやすい人”が1割、残りの8割はゆっくり進行すると言われています。
予防するにはセルフケアだけでなく、歯周病の早期発見が大事!
早く異常が分かれば、早く手が打てます。
その為には歯科医院で定期的な検診を!
歯医者さんは治療するだけの場所じゃないですよ(^^)/
②歯周ポケットは歯ブラシでキレイにできる→→→✖
どんなに頑張っても歯ブラシでは落とし切れない汚れはあります。
頑張りすぎてポケットの中に無理にブラシを入れたり、力いっぱい磨くことを続けると、歯ぐきが傷ついて痩せ、むし歯になりやすい根面が露出してしまいます。
深い溝やポケットの中のお掃除は、私たち歯科衛生士ににお任せください!
歯と歯の間をデンタルフロスや歯間ブラシ磨くことと、フッ素入り歯磨き剤を使うこともお忘れなく(/・ω・)/
③むし歯になるのは甘いものをたくさん食べているから→→→✖
甘いしょっぱいなど関係なく、量より食べ方が問題です。
飲食後お口の中は細菌の生み出す酸や飲食物の酸により歯の成分が溶け出し(脱灰)、その後数時間かけて唾液が成分を戻していきます(再石灰化)。
溶かす力が、戻す力を上回る状態が長く続くとむし歯になっていきます。
食べ方の問題点は、頻度と時間です。
ひっきりなしにお口に食べ物があると、唾液が歯を修復する時間が取れず溶け出していくばかり。
野菜ジュースやスポーツドリンクなど、ヘルシーなイメージのものにも酸やたくさんの砂糖が含まれているのでご注意を!
いかがでしたか???
みなさんの常識は合っていたでしょうか。
クリニックでは皆さんのお口の状態や生活習慣に合った予防方法をご提案していきますので、検診お待ちしております(*^^*)