2025/07/16
食と健康について
2025/07/01
こんにちは。助手の相原です。今回は親知らずについてご紹介します。
「親知らずは抜いたほうがいいのかな?」と思う方は多いかと思います。
親知らずは、すべての人にとって抜かないといけない歯ではありませんが、生え方や口腔内の清掃性に影響を与えている場合、抜歯を検討することが推奨されます。
親知らずとは?
親知らず(第三大臼歯)は、10代後半から20代にかけて奥歯の一番後ろに生えてくる歯です。
抜いたほうが良いかもしれない親知らず
・親知らずが横向き、斜めに生えている
まっすぐ生えている親知らずだと問題にならないこともありますが、横向きや斜めに埋まっている場合、隣の歯を圧迫して歯並びを悪くしたり、虫歯や歯周病を引き起こす原因になります。
・親知らずの周りが歯磨きしにくい
親知らずは一番奥にあるため、歯ブラシが届きにくく、清掃性が悪くなりやすいのが特徴です。その結果、親知らずやその手前の歯が虫歯や歯周病になりやすくなります。
・繰り返し腫れや痛みが出る
親知らずが歯茎に半分埋まっている場合、細菌がたまりやすく、炎症が起こることがあります。腫れたり痛みが出たりするのを繰り返すようなら、抜歯を考えたほうが良いかもしれません。
・矯正治療の邪魔になる
親知らずがあることで歯の移動がスムーズにいかないことがあります。特に親知らずが手前の歯を押していると、歯並びが乱れる原因になるため、矯正前に抜歯を勧める場合があります。
抜かなくても大丈夫な親知らず
・まっすぐ生えていて噛み合わせに問題がない
・周囲の歯に悪影響を与えていない
・しっかり歯磨きができていて、虫歯や炎症がない
しかし、将来的にトラブルが発生する可能性があるため、定期的な検診が大切です。